2008 Spring Contest in 花やしき

XNAのコンテストの発表会に行って来ました。ただ見に行っただけです。次回は出品したいなあ。
会場はなぜか浅草花やしき。閉場後に貸しきった模様です。来場者はいろいろ。専門学生風の人もいれば社会人風の人もいました。外人のグループもいましたね。人数は100人くらいで、これ以上多いと入りきれないし、少ないとさびしいし、丁度良かったのかも。



開場1時間後に発表会が始まりました。泉水さん、いきなりステージの上空からご登場。つかみはOKすぎ。

受賞者の方々です。専門学校部門と社会人部門 一般部門に分かれてそれぞれ優秀賞が2作品ずつ、最優秀賞が1作品、急遽、泉水賞が作られ1作品が受賞しました。
岩瀬さんのArmored Strider?と言う作品と、ABAさんMazer Mayhemでしたが、どちらがどちらを受賞したか忘れてしまいました。詳しくはすぐに発表されると思います。
(3/3 22:00追記
ちょっと勘違いしてました。インプレスの記事によると、最優秀賞は学生部門のやまかけで、Mazer Mayhemは一般部門の優秀賞、Armored Striderが泉水賞だったようです。(名無しさん記事の紹介ありがとうございました。)
)



メモし忘れたので正確ではないですが、泉水さんから「アイデアを大切にしていただき、(MSからは)様々なツールを提供し、ゲーム開発を盛り上げていきたい」という感じのお言葉。



試遊しました。上の写真だと並んでるところが写ってないのですいてるように見えますが、実際には人気のあるゲームは結構並びました。
PCの試遊台とXbox360の試遊台とそれぞれ十台ずつくらいありました。ゲーム画面は撮影禁止でした。


いやあ、盛り上がって楽しかったですよ。
作品の方の感想ですが、社会人の作った上記2作品のできが群を抜いて良かったです。たぶん作者の方は素人じゃないですよね。
学生さんの作った作品の方は画面やキャラアニメは素晴らしくても操作性がイマイチだったりして、実際にプレイするとまだまだかなと感じてしまいました。
いくら専門学校で教わった人達が集まっても、一人の経験者のノウハウにはかなわないのかもしれません。
同じゲーム機で動くといっても、普段遊んでいるゲームと素人が作ったゲームではあまりにもレベルが違いすぎます。例えば酷評されたフリーゲームのYarisでも、この大会に出品していたら優秀賞は間違いないでしょう。それぐらいのギャップがあります。2Dのアクションゲームでもスーパーマリオの操作性と同等のものを作るのは難しいようです。
素人がそこそこ遊べるゲームを作ろうとするならば、このあたりのノウハウをまとめたサンプルや、自由に使える画像や音楽の素材は必要ですね。
今年の末には素人の作ったゲームを普通の人が自由に遊べるようになるそうですが、遊ぶ方も素人の作ったゲームであるということを理解して、少し長い目で見ていただきたいです。
作る方も他人の作ったものに触れる機会があるとライバル心が出てより良い作品が作られるスパイラルができるんじゃないかなあ。こういうイベントはもっと開催して欲しいです。次回はXNAで作ったゲームで対戦大会をしてみてはどうでしょうか。


イベントの感想ですが、花やしきで開催というのは一長一短かも。
長所は、ちょっと変わっていて参加しようという気になること、話題としても面白いこと、学生とかみんなで遊んで帰れること。クレープやフランクフルトを買い食いできること。
短所は、友達がいないと参加しづらいこと、雨が降ったらだいなしということ、ゲームに興味がある人ばかりなのだから乗り物とか関係ないこと、乗り物の音がうるさいこと、野外なので待ってる間寒いこと、試遊台の数が置けないので待ち時間が長いこと。ですね。


みんな頑張っているので、私も1本くらいはゲームと呼べるものを作らなくてはいけないと焦りを感じました。


自分用メモ書き。

  • オーバースキャンを考えて画面の端の方に表示しない。
  • PC用で作るなら全画面にしないと見栄えが悪い。
  • ボリュームよりもつかみを大切に、一度ゲームオーバーになったら二度と遊んでもらえないかも。
  • 2分で終了でよい。他にもゲームがたくさんあるから時間無い。
  • 興味を途切れさせない工夫を。
  • 変わった操作にするならチュートリアルを作る。
  • 見栄えよりも操作感を重視、しかし見た目が悪いと遊んでもらえない。