モーターストーム(Motor Storm)をSIXAXISで操作してみる


MotorStormというオフロードレースゲームはなかなか面白い。
買う前は大味でノリだけのゲームかなと思っていたが、プレイしてみるとだいぶ違う。まず、コースはどこでも走れるわけじゃなくて、見た目が分かりづらいだけで、しっかりとコースと背景が別れている。コースレイアウトが表示されないので慣れるまでは大変だが、そんなに多くないので何とか覚えられる。次に、車の挙動がHavokという物理エンジンを使っているため、非常にリアルだ。特にジャンプ台でジャンプした後に他の車と空中でぶつかったときなどはどこに落ちるか分からなくて楽しい。ゲーム自体、コースを覚えて、そこそこ丁寧に走らないと勝てないようになっているようだ。


ゲームのコツは、ブーストボタンを連打すること。これによってエンジン温度を上げずにハイスピードを維持できる。カーブは、サイドブレーキを引いて、うりゃっと角度を変えてから、ブーストをかけてパワードリフトで曲がるようにすると簡単だ。


このゲームはコントローラーの傾き検出のSIXAXISによってハンドル操作をすることもできる。ためしにやってみたら、意外に違和感なく普通のハンドルっぽく操作できた。ただし、両手を中空に浮かせて操作するので、長時間のプレイは不可能です。すぐに肩がこってきます。SIXAXISの操作がどういうものか動画を置いときます。
PS3_MotorStorm_Axis.wmv (23MB)


グラフィックはPS3の中では背景とキャラのバランスがよく綺麗な方です。ただ、E3 2005のトレーラームービーと比較すると、色々あきらめた部分が多いんだろうなあと思います。
あと、こういうゲームで振動がないのはやっぱり寂しいです。